【プロローグ】転機は突然に
- 2021.03.13
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2020/10/25(日)
その日は酷い二日酔いだった。
金曜に学生時代から20年来の友人達とはじめてZOOM飲みをして、飲み過ぎてしまったのだ。
恐らく夜中の3:00くらいまで飲んでいたんだと思う。
妻はトイレで吐き続ける私に気付いて、必死に介抱してくれたようだ。
しかし妻は全く酒を飲まず、酔っ払いの扱いに不慣れで、吐き切っていない私をそのままベッドまで連れて行ってくれて、私はベッドで嘔吐するという参事になり、妻は私が汚したものを掃除したりでますます大変になり、私は延々と気絶しているという始末だった(当然記憶は無いが、事後的に推察すると)。
私が目を覚ましたのは翌日の土曜日の昼過ぎで、身体は水すら飲めず、歩く事も出来ず、酷いありさまだった。
妻は、私を介抱する事がいかに大変だったかを泣きながら訴え、私としては申し訳ないと思いながらも、水も入らない身体に妻の訴えを吸収する余力は無く、ただただ言葉を耳に入れていた。
その晩は、妻がどうしても酔っ払いの臭いの中で寝るのは難しいという事で、結婚して以来初めて別々の部屋で寝た。
そして10月25日を迎えたのだ。
金曜の酒はしつこく体に残っており、未だ酷い二日酔いだった。
少しずつ回復に向かっており、ようやくゼリーを食べられるくらいになった。骨折したジジイくらいには歩けるようになった。
その中で妻から「ちょっと良い?」と声を掛けられた。
体調的に全く良くはなかったが、妻はただならぬ雰囲気だったので「良いよ」と答えた。
「妊娠したみたい」と妻は言った。
まだ妊娠検査薬で調べただけなので、確証は持てなかったが(後から知ったが、妊娠検査薬の制度は99%らしい。凄い)、素直に嬉しい気持ちと現実味がない気持ちと驚きが同居し、二日酔いのエッセンスを加えて、私はただ笑顔で「良かった」と言った。
その翌日、私は社長に呼び出された。
ポイント
良い状況でも悪い状況でも、予想外の事は突然起こる。
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